病気の解説
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あごの痛みを治すには、日常生活も要注意「顎関節障害または捻挫」

あごの痛みは原因がはっきりしないことも

顎(あご)の関節の痛みで来院される方は少数派ですが、たまにいらっしゃいます。歯科に行ってマウスピース等を作ってもらったものの、なかなか良くならないので来る方も多いですね。

 

原因はさまざまで、硬いものを食べる時に顎関節に負担がかかった、ストレス等で睡眠時の歯ぎしりが激しい、または下顎を何かにぶつけた時などが主な原因です。ですが、原因がはっきりとしない方もおられます。

 

治療だけでなく日々の過ごし方も大切

当院では炎症が強い場合、必ず冷やしながらトリガーポイント(痛みを感じる場所)を中心に治療をして行きます。そして痛みがやわらいで来たら、温熱を中心に患部をほぐしていきます。

 

それと、大事なのは日常での生活指導です。硬い物は食べない、噛まない。笑う時などは口を大きく開けない。歯ぎしりをできるだけしないように、ストレス等をなくす事(難しいですけどね…)。これらの事を日常気をつけて治療に専念してくれれば、ほとんどの方の場合、治っていきます。

 

逆に言えば、いくら治療をやっていても日常生活での指導を守れない方は、治療が長引いてしまいますので、治療者と患者さんが一緒に努力する事が非常に大事になってきます。

 

あごの痛み・不調を感じた時は、まずは気軽に来院してみてください。