病気の解説
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つらい外反母趾の治療にはテーピングをします

痛みがある場合は治療が必要

外反母趾(がいはんぼし)でつらい思いをされている方は、非常に多いと思われます。原因は患者さん自身が一番分かっておられると思うのですが、履き物、つまり先の細いヒールや作業靴を長年履いていると、足先が圧迫されて親指の外側が痛くなって来る訳です。

 

比率から見ると、女性が断然多いです。外反母趾と言われても全ての方が痛みを訴える訳ではないので、日常に支障がなければそれほど心配はしなくても大丈夫です。

 

しかし、痛みがあるのに我慢をするのはお薦めできません。何事もそうですが、痛み等があるようなら早めの治療をおすすめします。

 

必ずテーピングによる治療をします

当院では、痛む箇所(トリガー)に刺さない針治療、冷却、患部への血行改善等やりながら、必ずテーピングにて親指の外反を矯正していきます。超音波治療も効果的です。

 

一口に外反母趾の治療と言っても、症状のひどい方(親指が人差し指に乗っている方など)は保存治療の限界を超えますので、専門の医師に紹介をする場合もあります。

 

まずは、治療をする前にご自分ではっきりとした原因が分かるのであれば、取り除くか交換を試してください(靴、ヒールを替える等)。それでも駄目な時は、早めの治療をおすすめします。