病気の解説
sick

手術が必要な「頸椎ヘルニア」は先生選びが大切

東海大学の整形外科に通っていた、僕と同年代の中堅スーパーの店長さんのお話です。大学でも「頚椎の変性がひどく、手術も出来ない」と言われたという事でした。

 

少しでもいいから楽になりたいので治療を頼みたいという事で、治療を開始したのですが、左右上肢へのしびれ、痛みも強く(特にCh5-6の神経根)保存的治療では限界に来ていました。

 

しかし、私の信念(格好よく言えばですけど)としては、ここで患者さんを見捨てる事は絶対にしたくありません。ですので、今まで読んでいた脊椎外科の専門の論文等から、「この先生だったら」という先生を知っていたので(何回かお会いも出来ていたので)、N医療センターのK先生を紹介しました。

 

K先生は「手術で充分治るよ」と患者さんに言って下さり、3ヵ月後くらいにオペも無事に終了し、その後職場復帰も出来、定年を迎えるまで働いたという事でした。

 

治療家の端くれとして言わせて貰えるならば、患者さんとの信頼関係が前提になりますが、手術を前提に紹介状を書くにしても、相手の先生の専門性まで把握して紹介するようにしています。

 

治療の方針なども、患者さんの環境や症状に合わせて相談しながら決めていきます。首の痛みで気になること、違和感などあればお気軽に野地接骨院までご相談ください。