手術後の腰痛（仙腸関節障害）治療

脊柱管狭窄症などの術後の痛みに悩む方は多い

ホームページを見て、脊柱管狭窄症やすべり症の手術による後遺症に悩み、当院に来られている患者さんが常に数人おられます。そのような患者さんを数多く診てきましたが、術後の痛みといっても原因が色々とあります。

時間は掛かりますが、治療をしながら様子を見ていく場合もありますし、当院から専門の先生に再検査を依頼することもたまに有ります。検査の結果、術後にボルトのネジが緩んでいてチタンの固定具を全部交換した例もあります。

術後の痛みの原因は仙腸関節障害が多い

術後の痛み（特に腰とお尻）で当院に来られる方の半数以上は、仙腸関節の痛みによる場合が多いです。

何故かと言うと、下部腰椎を固定するとどうしても固定部位でのクッション性が無くなるため、骨盤の関節（腸骨と仙骨を繋ぐ関節）に負担が増えるからです。その結果、臀部から下肢全体に痛みやしびれが出てくるのです。これが、俗に云う仙腸関節障害です。

このような患者さんには、なぜお尻や下肢全体、または鼠蹊部（股関節まわり）が痛いのかを説明をして治療を始めていきます。

術後の辛さで悩む場合、お気軽にご連絡ください

手術後の辛さで悩んでいる場合は、診察・治療に少し時間が掛かりますので、電話で予約の上お越しいただくことをおすすめします。お気軽にご連絡ください。