遠方からの問い合わせは、多くが仙腸関節障害(腰痛)
お問い合わせは、北海道から九州まで
先日、茨城県の70歳の女性から電話がありました。これまでにも北海道の旭川や九州の水俣など、当院にはとても簡単に通える距離では無い方から電話をもらうことがあります。
そのため、電話で症状をできるだけこまめに聴いて、おおよその診断の目安がつけばその人に合った近くの病院やクリニック等を紹介してあげるようにしています。
仙腸関節障害で苦しむ方が多い
今までの方で共通しているのは、ほとんどの場合が「仙腸関節障害」に関する事です。(たまに、上臀皮神経障害も)
近くの病院やクリニックでのレントゲンやMRIでは異常がなく、痛み止めの薬(リリカやトラムセットなど)の比較的強い薬を出されている場合が多くあります。お尻や下肢にかけての痛みが取れないので、すがる思いで整体やはりきゅうに通っている方もいます。それでも効果がなく、藁をもすがる思いで遠方であっても電話をかけてこられるのでしょうね。
先ほども述べたように、近隣の県からであれば何とか通って来られる患者さんもいます。ただ、遠方の方には比較的近隣で仙腸関節障害の治療を積極的にやっている病院等を紹介するようにしています。
腰痛学会や仙腸関節の学会、その時の論文を毎年見ていれば、だいたいどこの病院のどの先生が、どのような治療をしているのか分かりますので。
その後についても教えてくださいね
紹介した後にひとつお願いがあります。紹介したのはいいのですが、一方的な電話が多いのが残念なのです。痛くてしんどくて、気持ちに余裕が無いのはよく分かります。でも、出来れば、その後どうなったのか教えてもらえれば幸いです。
また、今後は電話による診断や相談は、保険診療とは別に料金を頂く場合がありますのでご了承下さい。